相互リンク先の更新情報!

【彼女・彼氏】あるところに、普通の童貞がいました。【告白体験談】

カテゴリー:彼女・彼氏との告白体験談
tag:


<>1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/08/18(木)21:52:39.59ID:gHo1UnAp0<>

彼はそれなりの大学にも入学でき、それなりに友達もでき、

それなりにアニメを視聴し、それなりにエロゲをプレイし、

それなりにバイトも楽しみ、目一杯サークル活動を楽しみ、

それなりに幸せな人生を送っていました。



彼には誰にも負けないことなどは特にありませんが、

何をやってもそれなりにはできる、それなりに器用な人間でした。



身長は178cmとそれなりに高く、

筋肉もそれなりについているほうでしょう。



しかし、彼の人生には恋人というものが存在しませんでした。



彼が大学2年生になった頃です。




彼はいつもの様に文化系サークルに向かいました。

そのサークルは、イケメンリア充やデブオタなど、

少人数ながら個性豊かなメンバーが揃っていました。

彼はそんなサークルが大好きでした。

去年1年はここのメンバーのおかげでとても楽しく過ごせたのです。

去年の4年生は卒業して、少し寂しくなってしまいましたが、

今年もまた新しい仲間が増えればいいと彼は胸を踊らせていました。



部室のドアを開けると、そこには見知らぬ4人の美女がいました。

彼女たちはイケメンリア充が連れてきた、新入部員だそうです。

イケメンリア充の彼女の友人の伝ということでした。



全員揃うことは多くありませんでしたが、

男6:女2のむさかった空間が美しく彩られました。

その場にいた男子のテンションがいつもの37倍になってるのが一目瞭然です。



アホ女部長と、巨乳姉御先輩もテンション92倍で4人を触りまくっています。

彼も願った新入部員が美女だったことに喜びましたが、

無駄な色恋沙汰でサークルが荒れないかとも心配しました。



ここで軽く彼女たちの紹介をしましょう。



宍戸江利花 2年生

このお話のメインヒロイン

背が高め

綺麗と可愛いの間みたいな容姿

清楚でおしとやかな言動

黒髪ロングの見るからに清純お嬢様

彼の知る、最もお嬢様な名前を仮名として彼女に与えることにする



上戸 2年生

上戸彩に似た感じの元気な女

髪型も黒髪で上戸彩っぽい感じ

背は普通



メガネ 2年生

茶髪ボブでインテリ臭い細めで長方形のメガネをかけた美女

クール、と見せかけ3人にオタク知識を植えつけるようとするオタク

背は上戸以上、江利花以下



チワワ 2年生

ちっこくて潤目な童顔

大人しい

基本初対面からちゃん付けされる

守ってあげたい女、第1位

身長について触れるとちょっと怒るが、怒っても怖いよりも可愛い



4人は小学校から同じ私立女子校に通う親友ということでした。



それから、さらに初めての後輩である2人の1年生部員が入り、

より楽しくなったサークル活動が始まりました。



彼の心配は杞憂でした。

4人は4人とも、性格が良く聡明で、

誰とでも楽しく話すことができました。



予想通り男に言い寄られましたが、慣れているのでしょう。

軽くあしらって、告白までする男はフラれました。

彼は知りませんでしたが、

彼女達は1年生の頃から学部で有名な美女集団だったそうです。

それでも彼女たちは仲の良い距離を保ち続けました。

彼も江利花に惚れかけていましたが、

自分が釣り合うとも思えなかったので、

友人として仲よくなれればいいと考えていました。



ちなみにサークルの中でも特に彼と仲がいいのは、

イケメンリア充である藤木直人と、デブオタである橋田至でした。

ダルは彼と直人にエロゲを貸し出し、2人をその道に誘い込みました。

アニメの視聴は公言しますが、

なぜかエロゲのプレイは3人の秘密でした。



そして、4人の美女が入部してから1月半が流れました。

新入部員もサークルに完全に馴染み、

彼の毎日が楽しいものでした。

上戸は、アホ部長と姉御先輩と一緒に、元気に人を引っ張り回し、

メガネは、サークル内にオタ文化を普及させようとし、

チワワは、いじられ、愛でられ、

江利花は、いつもニコニコしていて、皆の心のオアシスとなりました。



そんな、春と夏の間の、ある日のことです。

彼に江利花から電話でがかかってきました。

江利花から電話が来ることは多くはありませんでしたが、

サークル活動に関して電話で聞かれることはありました。



江利花『もしもし佐藤君?今いい?』

彼「うん、大丈夫だよ。どうしたの?」

江利花『ちょっとさ、用があるんだけど今から部室来れる?』

彼「いいけど、どんなこと?」

江利花『来てくれればわかるから、お願い』

彼「今じゃないとダメなんだよね?」

江利花『うん、できればなんだけど』

彼「わかった、暇だしね。でも今家だからちょっとかかるよ?」

江利花『うん、大丈夫。待ってるね』



彼は、そのおよそ20分後部室に到着しました。



彼「お待たせー」

江利花「あっ、うん、待った…」

彼「ごめんねw」

江利花「いやっ、ううん、ありがとう」

彼「いえいえ、で、どうしたの?」



江利花はどうも元気が無いようでした。



江利花「あのね、佐藤君」

彼「うん?」

江利花「私ね?」

彼「うん」



彼はここでやっと、これから何を言われるのかに気づき始めます。

江利花は俯いていました。



江利花「…ずっと、初めて会った時から佐藤君のことが気になってて、」

江利花「佐藤君のこと見るだけでどんどん好きになって言って、」

江利花「一緒に喋れて、もっと好きになって、」



江利花が顔を上げました。



江利花「だからっ、私は佐藤君のことが大好きですっ」

江利花「私と付き合ってくださいっ!」



この日、彼に人生初の恋人ができました。

彼は彼女の告白を2ヶ月たった今もほぼ完璧に覚えています。



それからの彼は本当に幸せでした。

楽しいサークルに加え、彼女ができたのだから当然です。

江利花は彼、佐藤匠のことを「たっくん」と呼ぶようになりました。

彼はもともと、

周りと同じ様に江利花を「江利花ちゃん」と呼んでいました。

彼女の親友3人には泣かせたら殴るからとの警告を受けました。



ある日彼は、初めて江利花を部屋に招くことになりました。

2人の家がとても近いのを知ったのもこの時です。

彼は全身全霊で掃除をしました。

そして彼女が訪れます。

…親友3人を引き連れて。



江利花「ごめんね?なんかちょっと一人で来るの緊張しちゃって」

彼「あーいいよいいよw気が利かなくてごめんねww」



なんと奥ゆかしい娘でしょうか。

4人は散々我が家を荒らした後、満足そうに帰って行きました。

チワワまで押入れを漁り始めたのには彼も驚きました。



帰り際4人は「また来るね!」と言って帰りました。

彼は、江利花以外2度と家に入れないと心に誓いました。

4人すぐ近くに住んでいるからと送っていくこともできませんでした。



そして、その数日後、

今度は彼が江利花の家を訪ねることになりました。

彼はまずマンションの玄関について驚きました。

とても大きいのです。そしてそのままでは入れないのです。

彼は動揺を隠しながら江利花に電話しました。



彼「江利花ちゃん?多分着いたと思うんだけど、これどうやって入んの?」

江利花『えっとね、そこのダイヤル押して〜〜〜』



江利花のナビに従い、彼は部屋にたどり着きました。



江利花「いらっしゃーい!」

彼「お邪魔しまーす」

3人「いらっしゃーい」

彼「いると思ったよ!」



外から見た時点で予想はついていましたが、

そこはとても広い部屋でした。

彼は動揺を隠せず不躾にも家賃を尋ねると、

彼の3,4倍とのことです。

そして同じマンションの別の部屋に他の3人も住んでいるそうです。

彼は薄々勘づいていましたが、

彼女たちは本物のお嬢様だったのです。

彼が座らされたソファーもフカフカでした。

彼は格の違いを見せつけられたような気になりましたが、

4人と喋り、ゲームをして遊び、帰る頃には慣れていました。

そして彼は彼女たちの仲の良さを再確認しました。



その後、彼と江利花はデートを重ね、お互いの部屋を行き来しました。

他の3人がいることもいないこともありました。

そして、何度目かに江利花の部屋を訪ねた時に、

2人は初めてのキスを、交わしました。

彼は実家近所の犬猫に奪われたことを除けばファーストキスでしたが、

大変意外なことに、江利花も、

女子相手にふざけてしたのを除けば、初めてだったそうです。

江利花はそもそも付き合うというのが初めてなのでした。

それを聞いて彼はその先に進むことを躊躇しました。

彼は江利花のことが本当に大好きでした。

もちろん、そういうことをしたい気持ちはあります。

しかし、

自分ごときが江利花にそんなことをしていいのかという葛藤があり、

彼は急ぐこともないと、手を出さずにいました。



しかし、2人の仲がさらに気安くなってきた頃から、

江利花にスキが見られるようになりました。

女子と一緒にいるときはこうなのでしょうか。

短いスカートで屈んで下着が見えたり、

胸元を広げてうちわで扇いだり、

よっかかって胸を押し付けたりするようになったのです。

彼はその度に自分を抑えつけました。

彼のアホな妹はもっと丸出しなのにこの色気の違いは何でしょう。

やはり胸の大きさでしょうか。

しかし、童貞の我慢強さを舐めてはいけません。

彼は江利花の前では煩悩を封じきりました。



そして8月初頭、彼のサークルは海に行きました

女子部員の水着姿が、弾けました。

姉御>江利花=チワワ>メガネ>上戸>部長

の階級は仕方のないものでした。

女子部員が悪いナンパに捕まらないのが男子部員の使命でした。

逆にイケメンリア充直人君はナンパに繰り出しました。

江利花の水着姿は美しく、彼はとても海を楽しみました。



彼の楽しい日々が流れていきます。

彼はもともと、どんなことでもそれなりに楽しめる性質の人であり、

辛いこともあれど、小中高と毎日が楽しかったと胸を張って言えます。

その上で、彼の人生で今が1番楽しく思えました。

たまに惚気けることもあり、

たまたまメガネや上戸やチワワと2人になったときに、

江利花のことを聞かれると、彼は「あの娘は天使」と即答しました。



そして、本日。



彼はデブオタのダル君の家に遊びに行く途中、

マクドナルドに寄り、遅めの昼食を買ってくるように頼まれました。

こんなもんばっか大量に食うから太るんだという言葉はダル君には届きません。

彼もまたダルは太ってるほうがなんとなく好きとも思っています。



テイクアウトの袋をもらい、いざ出ようとしたとき、

店の奥に見知った顔ぶれを見かけました。

声をかけてみようと近づいてみると、やはりお嬢様4人組でした。

今日も仲良しのようです。

昼時を大きく過ぎ、人がそこまで多くもないこともあり、

遠くからでもよく目立ちます。

なぜこんなに目立つ4人を彼は1年も知らなかったのでしょう。

大学は広いものです。

そして彼が彼女たちの会話を聞き取れるくらいに近づいた時です。



上戸「江利花さー、いつまであのキャラでいくの?w」

江利花「わかんねw正直猫被ってんのクソめんどいんだけどねーw」



彼が知っているより少し低い、

けれどやはり彼の大好きなその声が聞こえてきます。

しかしその声は、あんな言葉遣いだったでしょうか。



チワワ「そういえば匠君さ、江利花のこと天使とか言ってたよw」

江利花「まじで?www」

メガネ「それ私も聞いたわwww」

上戸「言ってた言ってたwww」

江利花「まじ?www匠なに言ってんだよwww」



彼は死ぬほど恥ずかしくなりました。

そして、声をかけず少し聞いてみることにしました。

ちなみに彼はチワワに「匠君」と呼ばれたことも、

江利花に呼び捨てにされたこともありません。



上戸「うれしーくせにーwww」

江利花「ばっ、嬉しくねーよ!天使とか童貞かよwww」

江利花「てかあいつ基本童貞くさいんだよねwww」

3人「えー?ww」



限界でした。

どうやら彼女たちは僕をからかって遊んでいたようです。

彼はなめられまいと胸を張り、

彼女たちの視界に入るよう近づきました。

しかし、すでになめられているの確実でした。



江利花「まじめんどいのwww…………っ!」



はじめに彼に気づいたのは江利花でした。

彼女は驚いた表情をしています。



江利花「……たっくん」



3人もこちらを振り向きました。

4人席が沈黙に包まれました。



彼は余裕の笑みを浮かべ、話しかけました。



彼「アハハ……童貞でーす」



しかし、余裕の笑みは、

無理やり出したような苦笑いにしかなりませんでした。



上戸「いやちょっ…」

彼「えーっと、宍戸さん、今まで楽しかったよ、ありがとね」

江利花「あっ…えっ…」

彼「宍戸さんもさ、楽しかった?」

江利花「……」

彼「まあ話のタネくらいにはなれたかなw」

彼「3人もありがとね」

3人「……」

彼「ああ、猫被ってんのは他には黙っとくからさ」

彼「それじゃ」



彼の耳に、上戸が引き止める声が聞こえましたが、

彼は振り返りませんでした。

他の客がまるで気にしてない様子だったのが救いでした。

声を荒げなかった、

荒げることが出来なかったのがよかったのでしょう。



そうして彼はダルの家にマックセットを届け、

気分が良くないと言って、

自分の分までダルに渡し、帰ることを告げました。

ダルは、明らかに元気のない彼を気にかけてくれました。



ダル「ヘイ、リア充、なんかあったなら話聞くくらいならできるぜ」

彼「…あー…、うん」

ダル「多分、何も言えないけどねw」

彼「いや、その…今日からリア充レベルが下がったというか…」

ダル「…そうか、まあ詳しく話したくなったら話せよ」

彼「…ありがとう」



そうして、彼は家に帰りました。



家についた彼は虚しさでいっぱいでした。

そして彼は、彼女との日々を振り返り、それを2chで語ってみようと考えました。



彼が愛し、彼を愛してくれたはずの、清楚でおしとやかな宍戸江利花さんは、

その皮を一枚めくれば、どう見てもただのアジャコングさんでした。



<>84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/08/19(金)00:07:09.62ID:JTNBTPyE0<>

今日かよwww



<>87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/08/19(金)00:09:59.35ID:JTNBTPyE0<>

メール着てねえの



<>88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/08/19(金)00:12:53.10ID:RDpi+D4W0<>

87

帰ってすぐ怖くて携帯切ったからわからん

マック出てから家ダルの家行って帰るまでは無かった。



<>100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/08/19(金)00:32:08.52ID:RDpi+D4W0<>

89

今携帯の電源入れた



電話が7時頃から

江利花から電話が19件

江利花からメールが1件

ダルからメールが1件



<>103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/08/19(金)00:34:38.54ID:LmEQd0AQO<>

100

メールの内容は?



<>105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/08/19(金)00:42:06.23ID:RDpi+D4W0<>

103

江利花『電話出て』

ダル『今度次郎いこうぜ』



ダルは次郎大好き

俺はダルの誘いを2chの次郎スレ見て怖くて断り続けてる



<>90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/08/19(金)00:16:17.12ID:RDpi+D4W0<>

彼は酷くショックを受けましたが、

期待した彼にも責任はあったのでしょう。

しかし、彼はわざわざキャラクターを作ってまで自分に近づき、

彼をからかって遊んでいたことをどう思えばいいのかわかりません。

そのわからない感情と同じくらいの感謝と好きな気持ちがあるのもまた否定できません。

まだ彼も気持ちの整理がついていないのでしょう。



こうして、彼の人生最高の日々は幕を閉じ、

普通の童貞は、結局、童貞のままなのでした。



<>134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/08/19(金)01:31:05.36ID:/vnb6/uO0<>

江利花はさ、女友達の前だから見栄張っちゃっただけだと思うのよ

だから、素直な気持ちでぶつかってあげな

江利花も悪気があって言ったわけじゃないし

猫かぶってない江利花のことも別に嫌いだとは思わなかったんだろ?



<>137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/08/19(金)01:38:11.00ID:RDpi+D4W0<>

134

最初からああなら問題なかったけど

信じてたキャラがあれで、更に陰で俺のことバカにしながらあれだと

好きな感情はわかないよね



<>147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/08/19(金)01:55:11.48ID:RDpi+D4W0<>

わかった

でも俺からは電話しない

してくるなら出てやるってスタンスで行く

ちっさいちっさい意地



電源入れたらまた3件電話来てた

来たら出るけど、今日はもう来ないかもね



てかダルに返信してなかった



<>164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/08/19(金)02:27:25.08ID:RDpi+D4W0<>

2chで話を聞いてもらい、江利花ともう1度向きあう勇気をもらった彼は、

何度もかかってくる江利花からの電話に出てみることにしました。


告白体験談関連タグ

||||||||||||||

【彼女・彼氏】あるところに、普通の童貞がいました。【告白体験談】 を見た人はこんな体験談も読んでいます


秘密のエッチ告白体験談 前後のページナビ!

2014年2月17日 | 告白体験談カテゴリー:彼女・彼氏との告白体験談

このページの先頭へ