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【初体験】アイスピックの震え   1/7【告白体験談】

カテゴリー:初体験の告白体験談
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「待ちかねたぜ、嘉川冴月(かがわさつき)刑事殿。ようこそ俺達の巣へ」



閑散としたバーの中、人相の悪い男が入り口へ視線を向ける。

場には他に似た印象の男達が数名おり、口元に薄笑いを浮かべていた。

彼らの視線を集めるのは、ひどく鋭い印象を与える女だ。

濃紺のトレンチコートを羽織り、薄手のセーターとジーンズを覗かせている。

やや固い格好ながら、極上の女であることは一目で見て取れた。



櫛の通りの良さそうな、肩甲骨までの黒髪。

変化の解りやすい、柳のように細い眉。

意思と責任感の強そうな瞳。

控えめな鼻梁に、物事を細かく追求しそうな薄い唇。

同僚からさえ『アイスピック』と揶揄される、その潔癖で緩みのない雰囲気は、誰が見ても警察の女だと気付くだろう。



「まずは、捜査協力に感謝するわ」






冴月は後ろ手にドアを閉めて歩を進め、脱いだトレンチコートをカウンターの椅子に置いた。

薄手のセーター越しに、豊かな乳房が露わになる。

腰のくびれ具合も、そこから下に広がる安産型のヒップも、思わず男の生唾を誘うものだ。



「…………約束通り、見返りに何でもする。今夜一晩、好きにしなさい」



屈辱的な瞳で告げる冴月。

本来、身体で情報を得る類の女ではないが、状況はそれほどに逼迫していた。

タイムリミットはあと二日。

それまでに、現時点で何の手がかりもない犯人像を特定できなければ、首都圏で途方もない数の人命が犠牲になる。

その中で特捜部として事件を追っていた冴月が、有力な情報源としてついに探り当てたのが、バーにいる男達だ。

圧倒的優位に立つ相手に、まともな交渉は成立しない。



『……どうしてもってんなら、アンタ一人で俺達の元へ来な。そして一晩、“何でも”俺達の言うことを聞くんだ。

 特捜の嘉川冴月がそれを呑むってんなら、特例の特例として、ネタを提供してやってもいい』



そのように条件を持ちかけられても、冴月は断るという選択肢を持ち得なかった。

警察と裏社会の情報を網羅しているような相手だ。下手に策を弄せば、すぐに悟られる。

『アイスピック』の冴月とて、屈辱を押し殺して要求を呑むしかない。

男達は下卑た笑みを浮かべたまま、冴月の身体を取り囲む。

顎を掴まれて口づけを強いられ、背後から乳房を揉まれながら、気高い女刑事は静かに拳を握り締めていた。


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2014年3月7日 | 告白体験談カテゴリー:初体験の告白体験談

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