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【姉】動かされる心 【告白体験談】

カテゴリー:姉との告白体験談
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「……」

「……」

沈黙を保ったまま、並んで歩いていた。

そっと、雪尋の顔を見る。自然と、視線はその唇へと向かう。

雪尋の、唇。あたしとキスした唇。Eとキスした唇。…そしてきっと、他の人とも。

雪尋はキスに慣れている、と思う。それは以前、キスしたときにも思ったことだけど。今日のEとの様子を見て、やっぱりそう思った。

Eがキス魔なのは、あたしたちみんなが知っている。あたしも、酒の上での戯れで、Eとキスしたことがあったけれど。

Eはもの凄くキスが上手い。舌を巧みに絡めて、相手の思考を奪ってゆく。

恥ずかしいことに、あたしもあっという間にフラフラにされてしまった。相手を虜にするキスというのは、ああいうものなんだろうと思う。

でも雪尋は、Eとキスしながらも抵抗してみせた。

Eが飲み会でいろんな人とキスをするのを見てきたが、抵抗できる人を見たのは初めてだった。

だからきっと、雪尋も相当にキスが上手いんだと思う。そして、キスは慣れで上手くなっていくものだ。





…雪尋が、いろんな人とキスをしている。あたしの知らない、誰かと。




そう思った途端、背筋が震えた。胸の奥から、よくわからない衝動のようなものが一気に込み上げて来た。

嫌だ、って思った。雪尋が誰かとキスするなんて、嫌だ。

もう一度、雪尋を見る。少しだけ、乾いた唇。

誰にも、渡したくない。その唇を、独り占めしたい。

…あたしは、かなり酔っていた。

だから、あたしを激しく突き上げる衝動を、止めることが出来なかった。

それはきっと、あたしがそれを望んだから。心の底から、そうしたいって思ったから。



だから、あたしは、



「…ねぇ」



その衝動に、身を任せることにした。



「…あたしにも、してよ」



―――乾くくちびる ひとりじめするの―――


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2013年6月29日 | 告白体験談カテゴリー:姉との告白体験談

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