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【職場】Mちゃんのその後 【告白体験談】

カテゴリー:職場での告白体験談
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Mちゃんとの一夜



↑この後のMちゃんのことと、実際にその一夜でのMちゃんと俺自身の葛藤及び、

仲間や社内での人間模様を少しばかり補足しておきたい。



この出来事の3年後に俺は、職場や仲間内とは全く関係のない同郷の今の妻と

結婚した。更に2年後、この出来事から5年後に、Mちゃんは高校の時から10年

越しの初恋を実らせて当時の彼と晴れてゴールインした。



俺の結婚披露宴は、郷里で挙げた事もあり、招待者が両家で150人ほどに上り、

仲間たちは代表に絞ったためにMちゃんを招待することはできなかったが、

Mちゃんと彼との結婚披露宴には、仲間たちとともに俺も招待された。

とても幸せそうな二人の満面の笑顔に、俺はとても嬉しかったし、安堵した。

もちろん、あの夜の事をその後、俺も彼女も一切口にすることはなかったし、

仕事上の付き合いも、仲間内との和気藹々の付き合いも何事もなかったかの




ように続いた。



あの夜を決定的にした次の俺の言葉、



  彼女の表情を見て、俺も覚悟をきめた。

  俺「彼への愛情は、何があっても変わらないね。

    今夜限りのこととして、すっぱり割り切れるね。

    これまでの仲間たちとの関係も崩さずにいられるね」

  自分に言い聞かせていることでもあった。



また、行為がすんだ後の次の思い、



  もう終わったこと。忘れなきゃいけない。

  それは彼女が一番よく分かっているはずである。



彼女に理解させるように言ったり、湧き上がったこれらの思いは、実は俺自身に

対する戒めという要素の方が圧倒的に強い。

色恋沙汰への未練は、男の方が後々まで引き摺る傾向が強い。

女の方が、結構スパっと割り切れるものである。

ましてやこの時の状況は(俺の推測の域は出ないが)、彼女は彼氏ともう長く

付き合っているにも拘らず男の性を理解できず、彼の求めを拒み続け、いよいよ

これ以上拒むのは愛する彼との関係をギクシャクさせかねないと感じた彼女が

彼の欲求を受け容れよう、彼との関係を大きく進展させようと踏み込んだのに、

うまく結ばれることができず、それを彼の稚拙さではなく、自分が固くなって

精神的に拒んでしまった結果だと、自分を責め、大好きな彼とのこれからに不安

を感じていたところ、丁度次週に俺と組んで、2泊での地方での仕事が入り、

随分と悩んだ末に出した結論だったろう。



勿論、彼女には、俺に対する恋愛感情などは全くなかっただろう。

ただ、打ち解けあった仕事上の仲間であり、先輩であり、他人の幸福を妬んだり

不幸につけ込んだりすることがないお人よし、そして口の堅い俺への信頼と、

その時の彼女の深い憂い。そこにうまく絡んだタイミング。

それが身持ちの固い彼女に大胆な行動を取らせてしまっただけで、その一夜が

あったからといって、彼女の彼氏に対する愛情は、全く微動だにすることは

なかったろうと思う。



それに対して、俺にとっては、条件さえ満たされるのであれば、彼女は恋愛の

対象として十分に魅力的だったし、顔立ちや容姿のみではなく、その性格にも

大いに惹かれていた。

ただ、仕事上の関係、楽しい仲間たちとの関係、ましてや純愛を貫いている彼氏

の存在を知っている俺にとって、それら全てを破壊する冒険を犯してまで、彼女

を奪いとろうなどとは、とても考えられないことであった。

それに、清水の舞台から飛び降りる覚悟で彼女に告白してみたところで、全く

相手にはして貰えないだろうし、そのことで俺が傷つく以上に彼女を悩ませ、

煩わせるであろう暴挙をしでかすほど若くもなかった。



しかし、この時ばかりは、何度か思いとどまらせようとしながらも、一度彼女の

思いを了解してしまった以上、途中で俺の方から「やめよう」と言えば、結果的

に、「やはり、私には男の人に抱かれるための何かが足りないのか」と、

これほど魅力的な彼女が、思い込んでしまわないかという危惧を持った。

その一夜が、彼女にとってよりも俺にとって暗い影を落とす結果となる可能性の

方がはるかに大きい出来事であるにもかかわらず。

そして、俺が彼女に対して抱いている「女としての魅力」に対する感情が暴発

すれば、それは、彼女をも不幸に突き落とす危険性を多分に孕んでいることを

自覚する必要があった。

だからこそ、行為の後に、何事もなかったかのように全ての記憶を封印する固い

決意は、俺の方にこそ必要なものであった。



とにもかくにも、その後、彼女が彼との一途な愛を貫き、ハッピーエンドを迎え

られたことは、何よりも嬉しい。



披露宴の後、二次会に向かう合間に彼女に、

「俺たちもだんだんと仲間が結婚していくと、どうしても疎遠になってしまう

 ところがあるだろうけど、年に一度くらいは仲間全員集まって、楽しく飲める

 機会があればいいね」

と言ったが、彼女の反応は意外なものだった。

「そうなんですけどね…。

 でも、はっきり言って▲▲さん(彼女の先輩で例の巨乳の女史)とは、

 もう会いたくもないですね。

 このことは、▲▲さんにも伝えました」



同じ仕事をしている先輩として、Mちゃんが入社し、仕事をこなせるようになる

と、彼女ばかりがちやほやされ、だんだんと主役の座から自分が遠のけられる

ことに、その先輩は少なからず嫉妬し、いろいろと意地悪なことをしていた

らしい。

結婚して退職したこの時まで、Mちゃんは、その先輩ばかりではなく、けして

誰彼を悪く言うことはなかったし、いつも明るく気丈に振舞っていたが、女性の

職場では、やはりいろいろと辛いこともあったのだろう。



今でも賀状の交換などは続いているが、お義母さんの介護で遅れた出産のために

まだ小さな子と一緒に写っている彼女は、年を重ねて尚美しく、幸せそうである。

対して、私と同い年のその先輩は、未だに独身を通している。



恋愛感情というものは、理屈で容易に説明できるものではない。

フロイトも論じている通り、情愛、性愛というものは人間の自我形成に多大な

影響を与える根源的欲求であり、莫大なエネルギーを生み出す。

そのエネルギーが負の方向に向けば、自分のみならず、相手をも巻き込み、

不幸のどん底に突き落とすこともあるし、良い方向に向けば、自分の向上心を

刺激し、人格を磨き、周囲にも良い影響を与えながら幸福の連鎖を生み出すこと

もできる。



俺の職場の後輩で、結婚披露宴では上司として俺が乾杯の音頭をとったTという

奴は、極めて女と金にだらしがなかった。

奥さんが娘を出産し、その時の輸血が元で奥さんが体を壊すと、手当たり次第に

職場の若い女の子に手を出していた。

口がうまく、男女を問わず後輩には人気があったが、後輩の付き合っている彼女

にまで手を出し、遊ぶ金欲しさに奥さんに内緒でクレジットカードを使いまくり、

支払請求書を見た奥さんが驚いて彼を問い詰め、家庭は修羅場と化し、結局、

離婚に至った。

俺と俺の同僚は二人でグラスを傾けながら、

「あんなにいい奥さんが、体を壊してまであれだけあいつに尽くしていたのに」

と、大いに憤ったものである。

その後も次々に職場の子に手を出し、何人目の相手かは知らないが、できちゃった

婚をし、ふたりとも退職していった。その後の消息を聞かない。

それらの事実が悉く明るみになっていくのも、彼が自分の取り巻きたちに、関係

を結んだ女の子たちとのことを酒席で、自慢気にペラペラと話していたからに

他ならない。

そればかりではなく、社内の恋愛話は、ほとんどがそいつの口から広まっていた。



職場関係にとどまらず、自らの浮気や不倫で家庭を崩壊させた輩を俺は何人も

知っている。



対して、社内恋愛や結婚を機に、男としての責任を自覚し、驚くように変身し、

めきめきと力を発揮した同僚や後輩もまたいる。



俺もこれまで、心が疼く片思いから、プラトニックなもの、苦く痛みの伴う失恋、

燃えるような恋愛など、それなりには経験をしてきたが、臆病であったがために

「相思相愛」であることは何となく分かっていながら、タイミングを失い、恋愛

一歩手前で消えてしまった思い出もいくつかある。

未練があるとすれば、そのことについてだけだ。

何となく恋愛一歩手前までいきながら踏み込めずにいる人のために、勇気を

もって告白することも必要だということを強く訴えておきたい。

できれば、姑息な手段に奔らず、誠実に、面と向かって相手に自分の意思を伝え、

その相手の反応がどうあれ、その返事をしっかりと受け止め、恋愛に発展すれば

ハッピーであるし、そうでないなら、スッパリと割り切ることである。

「恋は盲目」というし、「痘痕もえくぼ」の例えどおり、恋心が募っている間は

相手のいいところしか見えないものであるし、基本的に恋愛感情は自己中心的な

ものである。冷静にと言ってもなかなか難しいことは、自分の経験上よく分かる

が、少なくとも「誰かしらの不幸の上に、自らの幸福を求め、成立させる」こと

はやめた方がいい。

その多くが、結局は自身の人生を崩壊させることに繋がっていくから。

どうしても恋の対象となるきっかけは、顔や容姿など「見た目」になってしまう

事は止むを得ないが、もし結婚まで意識して恋愛をしたいのであれば、その後の

幸福を持続できるかどうかは性格であり、相性だろう。

また、「縁」というものを無視することも出来ない。

一時的な性欲の捌け口として相手を探すのなら、風俗という手もある。

勿論、犯罪からは一線を画しつつ。

俺も少ないが、何度かは世話になっている。

出張先で、ホテルのフロントにマッサージをお願いしたら、ホテトル嬢がご到着

などということも実際にあった。

男の性は、排泄という意味も含まれてしまうので、どうしても盛りがついたよう

な状況に陥ってしまうことがあるが、発散すれば収まるものである。



また機会があれば、少ない体験から萌えそうなものを選んで書いてみたい。



出典:実体験

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2013年7月27日 | 告白体験談カテゴリー:職場での告白体験談

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