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【姉】ストーカー退治の後の告白 【告白体験談】

カテゴリー:姉との告白体験談
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文章表現能力の乏しい奴だが聞いてやって欲しい。



親父の再婚により姉貴が増えた。俺が小4の頃の事だった。3ツ年上の美和だった。

不思議な事に何の違和感も持たずに平凡な、いやそれ以上に幸せな子供だったと思う。

俺は実姉や美和と違って頭が悪くスポーツに専念した。

幸いな事に高校・大学とスポーツで進学したがケガでその先を絶たれた。大学2年の冬の事だった。

直後に大学は使い物にならなくなった俺を必要としない事が判ったので退学し、ツテを頼りに大学近くの会社に就職した。

両親に礼の一つもろくに言えずに退学した事は今でも後悔している。



そんな俺に美和から5年振りの連絡があったのは6年前の春だった。

「N(俺)元気にしてる。今度、転勤でそっちに行くことになったからヨロシクね!」と…

俺は大学を中退してから一度も家に帰っていなかった。

母(美和の実母)には年に数度、連絡を取っていたが親父には合わす顔が無かったからだった。

その後も美和から何度か電話があったが俺は何かと理由を付けて会わずにいた。

そんな美和と再会したのは偶然だったと思う。






GWに入る直前に俺は3年付き合っていた彼女にふられた。

金曜の夜、駅前の居酒屋で会社の同僚を無理やり誘い、やけ酒を煽っていた。

閉店時間になり店を後にした俺は多分同僚にくだを撒いていたのだろう。

泥酔寸前ぐらいだったと思うが同僚は俺を捨てて帰宅した。

バス停のベンチで寝入る寸前のところに美和が通りかかったのだった。

その夜、俺は美和の部屋で介抱されながら一夜を過ごした。ちなみにこの夜の事は正直全然憶えていない。



それ以来、俺は美和の手下?だった。

休日や用事があれば俺を呼び出し、買い物や送迎にコキ使った。

会社の飲み会の後にタクシー代わりに俺を呼び、同僚達を順番に送ることも何度かあった。

しかしその後には、いつも優しい言葉や笑顔を振り撒いてくれた。

彼女に振られて暇だった事もあるし、贔屓目に見てもかなり美人の部類の美和と過ごす時間を俺は楽しんでいたのかもしれない。



盆休みに入る前に、美和からある相談を受けた。

要約すると「取引先の担当者から必要以上に誘われて困っている。ただし大口の取引先なので邪険には出来ない。彼氏もしくは婚約者の振りをして同席して欲しい。」と…

俺は最初のうちは断ったが、次の言葉で決心をした。

「最近さ、行動が段々とエスカレートしているんだよね。どこで何を買ったとか、何時に帰宅したとか付きまとわれているみたいなんだ…」と

恋心ではなかったが大事なヒトを守りたい一心で美和の相談を快諾する事にした。



相手と会う前日の夜、美和に呼び出された。K(ストーカー男)が何を聞いてくるか判らないので打ち合わせをしようと…

その日は深夜まで、美和の様々な嗜好(音楽・趣味など)を徹底的に叩き込まれた。生まれて始めての一夜漬けって言うやつだった。



翌日の朝、Kと待ち合わせた店に美和の提案でワザと遅れて行った。美和は見せ付けるかの如く腕を組んで、しかも2人とも寝不足の顔で…

Kの第一印象は少しインテリっぽいが普通の好青年。

まずは挨拶をしてKの出方を伺った。

予想通りというかKは俺の顔を知っていた。名前までは知らなかったようだったが美和の部屋に度々出入りする男だと…



Kは美和の言葉を遮るように俺に質問した。

そしてKの質問は多岐に亘った。

知り合ったきっかけ・付き合ったきっかけ・俺の学歴・職業などなど……

Kは大手企業のエリートだった。(何でそんな大事な事教えてくれなかったんだよと嘆きました)

そして2時間ほどの対面の後、Kはアメリカでは射殺されるような言葉を吐き捨てながら店を後にした。

Kを打ちのめしたとどめの言葉は美和の「来週、実家に一緒に行く。」だった。



俺は大役を終えて疲れていた。もちろん徹夜した事もあったが…

美和は用心の為に「今日は私の部屋に行こう」と言った。

俺は何の疑いもなく美和の部屋に帰った。そして遅い昼食後、美和のベッドで眠っていた。



数時間の眠りから起こされたのは身体に重みを感じたからだった。

美和が俺に身体を預けるような感じで横たわっていた。

この時、俺は美和を姉貴でなく女性として始めて意識したと思う。

美和を起こすことなくベッドから抜け出し、頬にキスをした。本当は抱きしめたかったが理性が俺を制御した。



マンションの隣にあるスーパーで買い物を済ませ、夕食を作り終える頃に美和は目を覚ました。

美和の寝起きの第一声は「N、おはよう。チューしてくれて嬉しかったよ。」だった。

俺は言葉にならない言葉しか出なかった。

美和は「ずっと前から好きだったんだよ。こっちに転勤になった時は運命かなって思った。でも本当の運命は(バス停の)ベンチでNを見つけた時だった。」と続けた。

俺の理性は音を立てる暇もなく崩れた。

美和から「痛い!」と言われるまで抱きしめ、何度も唇を欲した。美和も俺の欲求に答えてくれた。

作りたての食事をよそに俺は美和と一つになった。



終えた後に「私が(結婚)相手じゃダメかな?」と言った。

「腹違いとはいえ姉弟はまずいんじゃないの?」と返すと「姉弟じゃなかったらOKって事?」と返してきた。

「女として意識したのは今日が初めてだけど、美和姉の事好きだったよ」と言うと涙をボロボロと流しながら喜んでくれた。



そして8年振りの実家へ美和と一緒に帰った。

怪訝そうに見ている実姉を他所に両親はやっと帰ってきたと喜んでくれた。

俺は居心地が悪く僅か1日で用事が出来たと言い実家を後にした。





その後、俺は美和と一緒に暮らすようになった。

美和は度々実家に戻っていたが俺は背徳心からか実家から遠ざかっていた。

俺との関係は親父に内緒にしていたようであったが母には告白していたらしい。



そして、同棲して4年が過ぎた昨年、親父が倒れ癌が発見された。

胃がんの末期。転移もあり、食道・肺も3期だった。

俺は美和と相談の上、勘当を覚悟で親父に告白した。「離婚してくれ!」と…



昔の親父なら俺を殺していただろう。良くて半殺し。

でも人生の終焉を理解した親父は案外あっさりと母と離婚を承諾した。

その条件は母に慰謝料として財産の全てを譲渡。俺は相続欠格者として残りは実姉にとの事だった。

俺と美和は2人して病室で床に頭を擦り付けて「ありがとう」と涙ながらに何度も連呼した。

そして昨年11月18日、親父は他界した。



俺と美和は今日、晴れて夫婦になる予定だ。





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2013年8月14日 | 告白体験談カテゴリー:姉との告白体験談

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